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筋トレを始める人の動機って、大きく分ければ2つに分かれると思う。ひとつ目は、ガリガリ体型なので筋肉を付けてたくましい体になりたい。ふたつ目は、デブなので痩せてかっこいい身体になりたい。っていうものだ。


俺は後者の理由でジムに通い始め、まずは余計な体脂肪を落とすことを目標にした。2011年の5月だったかな、始めたのが。最初は体の仕組みとか、正しいダイエットの方法とか分からなかったから試行錯誤したが、有酸素運動を一切やめて、筋トレをガンガンやりながら炭水化物(糖質)を制限することで、俺の場合は体脂肪率をコントロールできることが分かった。


最初の1ヵ月目は筋肉を残したまま簡単に体脂肪が落ち、2ヶ月目は、その落ち幅が減り、3ヶ月目からは体重が落ちなくなる。減量の度にこれを経験している。いわゆる停滞期ってもので、内部あるいは外部からの環境の変化に関わらず、人間の体を一定に保とうとする機能なんだ。


これを、学術的にホメオスタシスっていう。決して悪いことではなく、体を飢餓から守るために大切な機能なんだ。実は、このホメオスタシスに似た機能は、俺たちの心の中にも存在する。しかも、とても深いところに。つまり、現状を維持しようっていう心のメカニズムが存在する。


俺たちは顕在意識と潜在意識の2つの意識レベルを持っている。人間なら誰しも当たり前にな。勉強を頑張るぞ!とか、これから始める試合の為に気合を入れるぞ!って、意識的に思うメカニズムを顕在意識という。


逆に、写真家がシャッターを切ったり、サッカー選手がリフティングをするってことは、別に頑張るっていうレベルではなく、無意識の領域だよな。または、俺は男だ!とか私は女だ!とか、普段は意識しないよな。これを潜在意識っていう。


人間が持つ2つの意識レベルの割合は、

顕在意識 1割

潜在意識 9割

って言われている。


氷山の一角って言葉があるけど、海面から出て見えている部分は、氷全体の一部分でしかない。氷の本体の大部分は海面下にあって見ることができない。顕在意識と潜在意識の関係は、これに似ているんだ。
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この考え方によると、俺たちがいくら意識的に頑張ったって、俺たちの人生は潜在意識の状態で決まってしまうということ。努力することは大事だが、努力だけではどうにもならない壁が存在するんだ。


兼業トレーダー時代の俺は、プロのトレーダーになるんだ、大金を稼ぐんだと強く望み、一切の娯楽や趣味を捨てチャートばかり見ていたが、全くトレードの結果が伴わなかった。相場に殺されるならそれでも構わない、っていうくらいの精神状況だった。


しかし実際は、カネが減って行く恐怖に怯え、マウスをクリックすることすらできなくなる事態に陥り、先が見えない不遇の時代を何年も過ごしてきた。そう、顕在意識レベルでいくら頑張ったって、本来の俺は単なる貧乏な負け犬トレーダーだったから、潜在意識のレベルで俺の変化にブレーキが掛かっていたんだ。


俺の心の中の9割は潜在意識が支配しているんだから、貧乏な負け犬トレーダーである実像から、リッチな勝ち組トレーダーになるという理想への変化を、潜在意識が拒んでいたんだ。どんなに意識的に頑張っても、空回りするようになっていた。もうどんなトレード手法を構築して、クソマジメに検証を繰り返しても、けっきょく俺は成功とは無縁なダメ男だったんだと、開き直った。


そう、意識レベルで頑張ることを諦めた。未来に夢を見ることも、希望を持つことも諦めた。相場とは、頑張ってどうにかなるもんじゃい。カッコつけてトレードはビジネスです!とは言わず、所詮はギャンブルだと、割り切った。どうせ、いつか全損するのなら、自分が練り上げた取引ルール通りにトレードを実行して殺されよう。それでキレイさっぱり、相場から足を洗おうと覚悟した。


すると、あれだけ迷い選んでいたエントリーが、躊躇なくクリックしてエントリーできるようになっていた。何連敗しようがお構いなし、どうせブッ殺される覚悟もできてるワケだし。だから、ルールに合致したチャンスには全部エントリーし、自分が決めた逆指値でキッチリ損切りし、自分の狙った指値に届くまでは絶対に利食わなかった。たとえ100pipsの含み益を飛ばしても関係ない、俺の指値ではないから。


不思議だったが、持っているポジションに対して何の感情もなくなっていた。含み益がドローダウンしようが、レートが建値を割って逆指値に当たりそうであっても。負けようと思ったワケではなく、完全に損失を受け入れただけだった。勝ちたいという意識はなかった。


相場の値動きが、ランダムに走り回るアリンコのように見えた。こんな馬鹿なことを繰り返してみると、1か月の収支が初めて+1000pipsを超えた。もう、相場に対する恐怖心もなくなっていた。ランダムなアリンコ達が、列を成して歩くような瞬間が、相場にもあるように見えた。それがトレンドに乗っているってことだと、後でわかった。


ただ、ジョージ・ソロスやジェシー・リバモアのような歴史に名を残す偉大なトレーダーっていうのは、こういう生活をして、こういうスタイルでトレードをしているんじゃないかって、頭でイメージしていた。そのイメージを、将来の自分に重ね合わせていた。そのトレードスタイルに、スキャルピングは存在しなかった。


俺が描くトレードの成功者のイメージは、決して派手なモノではない。厳しく自分を律し、どんなに追い込まれても闘い続ける闘志家ってイメージなんだ。勝っても大喜びせず、負けても言い訳をしない。負けた自分を素直に認めるイメージだ。どんなに損切りしても、たとえ雨が降っても、全て自分の責任として受け入れた。


後で本を読んで分かったんだが、心の底からリッチになりたい、成り上がりたい、今の現状から脱出したいと望む者は、一度、夢や希望を捨てた方がいい。また、現状が不満足なのに、満足していると無理やり思い込むような意識もしない方がいい。


顕在意識のレベルで夢や希望にフォーカスするってことは、潜在意識では不満足な現状を肯定することになるんだ。逆説的な意味で。だから、潜在意識が不満足な現状を維持しようとする。


また面白いことに、実は潜在意識には時間の概念がない。俺たちがいくらトレードで勝てるようになりたいと願っても、将来、実際に相場から自由に利益を上げているトレーダーになった明確なイメージが無ければ、そこに辿りつくことはできない。


つまり成功とは、努力して掴み取るものではなく、潜在意識の中で明確にイメージで描いた未来の成功した自分が、今の自分に降ってくるって感じなんだ。


現状の銀行残高が少ないのは、オフショアのプライベートバンクに投資でもしてるって思えばいい。駐車場にフェラーリやベンツがないのは、車検に出していると思えばいい。


顕在意識レベルでどんなに頑張っても、潜在意識のコントロールができなければ、自分を、そして人生を変えることはできない。他人からキチガイ扱いされるほど、とことんやってみて、俺が辿り着いた答えだ。




トレードを真面目にやるな!

フザけて潜在意識を騙してやれ!




所詮、トレードなんて短期的にギャンブルなんだ。テメエのションベン銭なんか便所に捨てるくらいのつもりでやってみろ!全損したら、夜中に肉体労働でもやればいいじゃねえか!運が良ければ、トータルで利益が出てるぞ。その状態になって、ようやくトレードはビジネスだと言えるようになる。


で、今日からまた減量開始。炭水化物は食べないよ、年内いっぱいは。






アッ、言い忘れた。

確率も考えず、期待値がプラスの取引ルールを持ってなければ

全く意味のない話だからな( ̄ー ̄)ニヤリッ





⇒ プロトレーダーとして自立するまでの道①




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