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期待は含み益を飛ばし、恐れはチキン利食いの元になる

このシリーズではトレードの目標着地点、【利食い】について考えてみる。俺は常々、トレードにおいて最も難しいのは利食いだと感じている。期待値がプラスとなる厳格な売買ルールを持っていれば、エントリーや損切っていうのは機械的な行為となってくる。僅かなLC幅で含み益が出るかどうかは短期的な運による影響が大きい。だからこそエントリーはギャンブルだと考えるようにしている。確率と大数の法則を意識すればいいだけ。

基本的に含み益を出したポジションがどこまで伸びるか分からない。だからこそ、『利食いには正解がない!』っていうのが俺の持論だ。伸ばせるものはトコトン伸ばしたい。しかし期待や欲に目がくらんでしまうと、折角の
含み益を飛ばしてしまうことがある。反対に怯えた心理状態では含み益がドローダウンすることを恐れてチキン利食いしてしまい、大きく伸びるはずのトレンドで大きく利幅を抜くことができない。程々の利幅の利食いってのは数回分の損切の穴埋めにしていき、たまの一撃で資産形成を狙っていく必要がある。

FXの最大の魅力は地球最大規模の金融市場であり、市場参加者が多く、いったんトレンドが発生すると非常に大きな流れを形成することだ。また仕手の影響を受けにくく、テクニカルが通用しやすいのも魅力だ。つまり、FXは損益比率を伸ばしやすい金融市場である。この特性を利用せず、小さな利幅で満足するのは非常に勿体ないことだ。トレンドには長期的なものと短期的なものという【質】がある。もし、このトレンドの【質】を見分けることができれば、利食いを【最適化】できるのではないだろうか。

実は、長年同じ売買ルールでスイングやデイトレで決済していると、大きな利幅を抜くことができるポジションには共通点があるように思えてきた。ヒントは月足・週足・日足・4時間足にある。でも、まだ確証ではない。

そこで、過去の俺のトレード結果や、数年前に遡って手法のバックテストの結果から相場の環境認識を行い、大きく利食えたポジションと程々で利食ったポジション、そして含み益を飛ばしてしまったポジションを再検証してみることにした。そのチャートの分析内容を収録してコンサル生だけに限定公開していく。

恣意的な判断ではなく、限りなく合理的に、大きく狙うべき場面と程々で利食っていくべき場面を判断できるように追及してみる。もしかしたら、終わりのない追及になるかもしれないが。

でもいつか、【利食いの最適化】が判断できるようになればと思う。ただこれだけは言っておく。最低限、確率思考で俺の解説を聞いていかないと意味がないからな。
こうすれば必ずこうなる!っていう類いの話ではない。大きく利食えるかどうかも、結局は確率に収束していくはずだ。俺の手法の理論的確率が理解できるまで検証を行い、また自己規律があってルール通りにトレードを実行できるコンサル生であれば、非常に役立つ内容になってくるはずだ。また、7つのエントリー方法ごとに利食い方法や保有時間も変わってくることに気付くかもしれない。疑問に思うことがあれば、いつでもLINEやSkypeで質問してきてくれ。下のコメント欄に書き込んでくれてもいい。


通常はコンサル生だけの限定公開とするが、
初回の
動画解説だけは限定を解除しておく。

では、今日のお題はこれだ!

2016年6月29日(金)AUDJPY
と、
2016
年7月11日(月)AUDJPY



2016年6月23日に行われた英国のEU離脱国民投票で暴落した後のリバウンドを狙って買ったものだ。


FXパーソナルコンサルティング


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